本番:『事故』

 

『あの日、あいつが屋上にいた』の物語を、写真入りで紹介致します。
広瀬玲子役は、石丸香織さんと片山絵里さんのダブルキャストです。

 

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「わたし、あの日、アンミとすれ違ったの……
アンミが、運ばれた日……」

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その日は、今のように夕方でしたが、
秋も深まっていたので、日も長くなく、薄暗いのでした。

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玲子は、校門を出てすぐの横断歩道を渡って、住宅街の方へ向かっていました。
アンミは、住宅街の方から、走って横断歩道を渡って、校門を入ろうとしていた。

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その時、大きな音がして振り返ると、
大型トラックが斜めにガードレールに当たり、停まっていました。

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17歳の命が、あっけなく奪われた瞬間でした。
飲酒運手と信号無視でした。
玲子が呆然としている間に、知らない人が救急車を呼んでいました。
屋上にいたあいつが、急いで駆け下りて来ていました。

 

短い間に来てしまった、2回目のお葬式。
「こんなのアンミじゃねえから」
「やめなよ、戸北」

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「あんなにしっかりしてたのに、どうして?」
「なんで塾から学校に戻ろうとしてたんだろう」

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「あの日、あいつが屋上にいたんだと。
カバンにもMDが入ってて、救急車にもあいつが乗ってたんだと。
バカだよな、こいつ。
バカだよ!
バーカバーカ!!」
「戸北、もういいから」

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《裏話》

わたしの高校は、校門をすぐ出たところに、横断歩道がありました。
過去に、受験生が合格発表を掲示板で見た帰りに、
校門を出てすぐに交通事故に遭い、亡くなられたことがあったそうです。
それ以来、守衛さんが常駐されるようになったようです。

人が亡くなる時は、ほんの一瞬です。
それがどんな時でも。
合格したばかりでとても幸せな時でも、不幸続きな時でも。
命は儚い。
だから、守らなくちゃいけないのです。

 

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