ー参加のきっかけはどんなものですか?
結構前に、演出ののあのえるさんから、演出助手として参加しないかとお誘い頂いて。それから出演もすることになり、演出助手もしながら神宮寺を演じることになりました。
ー「オイル」の見どころはどんなところ?
様々な立場の想いや生き方を見られるところ、が見どころだと思います。例えば日系アメリカ兵、逃げてきた特攻隊員、村で脈々と生活を営んできた村民たち、時代の流れに翻弄される若者、時代が変わっても自分の考えで生きる大人。それぞれにそれぞれの意見や想いがあって、その背景にはそれぞれの生きてきた過去や生き方があって。現代を生きる私達には理解しにくく思うことも、その人の生き方まで透かして考えると、ふと腑に落ちたりします。舞台上では語られない、役の過去が垣間見えるのが面白いです。
ー演じる役はどんな役ですか?
神宮寺醍醐は、強くて真っ直ぐで、その真っ直ぐさ故にときどき怖い人です。猪突猛進、信じたら疑わない、ずんずん突き進んでいく。時代の変化に伴って最もわかりやすく変わるのが神宮寺かと。流行に飛び付くというか積極的に流れていくというか、そういう性格をしているので振れ幅が大きいんですね。でも芯の強さは変わらない、とても強い人だと思います。
ーあなたが今まで生きてきた中で、一番大きな社会的な事件は何ですか?
そのときいくつで、どんなことを感じましたか?
記憶に残っている中で一番大きい事件は、9.11アメリカ同時多発テロだと思います。
2001年当時、私は9歳で小学校3年生でした。夜、目が覚めて居間に行ったら、世界貿易センタービルに飛行機が突っ込む映像が流れており、両親が狼狽していたのを覚えています。翌日学校で「怖いね怖いね」と友達と話しましたが、あまり現実感は無かった気がします。
ー意気込みをどうぞ!
本番まであと少し。強くて可愛い神宮寺を演じるため、もっともっと精進致します!!
よろしくお願いします!!
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