ー参加のきっかけはどんなものですか?
この公演に参加したきっかけは、コーラーバーガー三等兵/神コーラ役の中馬君に誘われたことです。
稽古や勉強会で、真剣に考えたり、演技力を磨いたり、とってもおもしろい夏になりました。中馬ありがとう!
ー「オイル」の見どころはどんなところ?
勢いで進む前半、緊張感が高まってくる後半からクライマックスまで見所はたくさんあります!
前半は割とどのシーンもコントのような雰囲気で笑いどころがいくつも。また後半は前半にでてきたピースがはまっていく推理小説のようなおもしろさもあると思います。
ただそういったおもしろさもあるのですが、話が閉じていくラストに向かって迫力が増していく部分がこの作品の真骨頂です。クライマックスにかけてイメージが180度回転し、今まで観ていたものが全く違うものになるところ、そしてそこからクライマックスにかけての美しいシーンが一番の見所だと思います。
ー演じる役はどんな役ですか?
元村長(島根県民)と古代人という役を演じます。
元村長は非常に行動力のある人です。県民達をまとめ、軍人のために奮闘し、米軍兵にも楯突く。とても実際には真似出来そうにないです。ただ肝心なところで日和って(日和見主義になって)しまう、そんな部分もあります。
どこまでも内輪ノリ(馴れ合った人間関係)が通用するところでしか動けないようなところには共感も覚えます。それと対照的に古代人は勇敢な人々です。古代のスパルタとかモンゴルの戦士みたいなゆるがない強さがあります。
ーあなたが今まで生きてきたうちで、一番大きな社会的な事件は何ですか? そのときいくつで、どんなことを感じましたか?
印象が最も強いのは、秋葉原通り魔事件(2008年6月8日)です。事件当時は中学3年生、15才になる少し前でした。
この事件には、とても強いリアリティーを感じたという記憶があります。それが比較的住んでいるところに近い場所で起こったからか、クラスメートに秋葉原によく行く友達がいて事件当日もそこにいたという話を聞かされたからかは分かりません。ただ事件によって、社会と個人の関係についてうすぼんやりとですが、考えさせられたような気がします。
ー意気込みをどうぞ!
元村長/古代人は目立てる場面がいっぱいあるおいしい役だと思います。注目を集められるところは精一杯目立ち、富士やヤマトを引き立てるところでは魅力をさらに引き出すような、そんな演技が出来たら、と思います!
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