日本SF界の先駆者、押川春浪。作者は、その友人である大町桂月。若くして亡くなった押川は、もしかして酒癖によって命を縮めた……!?
友人だからこそ、いいところも悪いところも知っている。生前の思い出とともに、「嗚呼 押川春浪君は逝けり」「偉なるや春浪君、君の肉体は朽つることあるも、君の精神は死するものにあらず」と、美しく力強い文体で綴られた愛情と悲しみを、歌い上げるような朗読でお届けます。
トークトピック
- 著者の大町桂月ってどんな人?
- これは「十人十色名物男」で紹介された作品ですよ
- タイトルにある押川春浪って、誰?
- 快男子と言われた押川春浪のエピソードいろいろ
- 押川は実は大河ドラマ『いだてん』にも登場してたそうな
- 本文は文語体で難しかったので、改めて作品のあらすじを解説
- 改めてふりかえっても快男子エピソードの連続
- 月と浪のロマンチックな演出は、さすが美文家!
- とにかく「幕天席地」という四字熟語の響きがかっこよすぎる
- 今後、文語や漢文も読んでいったら面白いかも



