若山牧水が、お酒について「短歌をどんどん並べていくが、途中でちょっと普通に喋る」という、ちょっと変わった形式の作品です。
初っ端から「それほどに うまきかとひとの問ひたらば 何と答へむ この酒の味」から始まり、お菓子や水とは違った味わいについて論じ始めます。
お酒はどんな味の飲み物なのか、人間関係とお酒、洋酒と日本酒の比較、お酒は体に悪いのか……といったことを、全て短歌で表現していくのは、とても見事です!
そして、例に漏れず牧水も、「結構お酒を飲んでいるんだね」ということがわかってまいります。
トークトピック
- エコーかけたくなるボイス
- 病気になっても酒を讃美!
- あやふや関連本紹介(他メンバーからの推薦のため曖昧です。下にリンクを貼っておきます)
- たじめん・うめだの独り酒スタイル
- お気に入りの「讃」は
- 独り酒のお供におすすめ?です
合わせて読みたい本
ぼく、牧水!
俳優・堺雅人さんと、若山牧水記念文学館館長で歌人・伊藤一彦さんの対談本(栗田ばね推薦)
牧水の恋
若き日の牧水の恋を歌人・俵万智が追う。衝撃的な展開に歌が心に沁みる本(スズキヨシコ推薦)