横光利一『蛾はどこにでもいる』

横光利一『蛾はどこにでもいる』メインビジュアル 横光利一が愛した妻
横光利一が愛した妻

※原作は旧仮名遣いのため題名は『蛾はどこにでもゐる』

妻を看取り、喪失感に捕らわれ、傷心の主人公。妻の実家では居たたまれず、恩師の元で隠遁生活を送る。
気晴らしに出掛けた先や、食事の最中、ふと何気なく気付くと、彼の周りにはいつも、一匹の白い蛾が飛んでいた。彼は次第に、蛾を死んだ妻だと思い、不思議な親しみを感じるようになる。
そんなある日、彼の文学のファンだという女性が訪ねて来るのだが……。
横光利一が闘病の末に妻を亡くした経験に着想を得た、自伝的小説です。

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