シリーズ一覧

小泉八雲「のはなし」

朝ドラ「ばけばけ」放送開始記念として小泉八雲のシリーズをお送りします!(はたして放送終了までにすべて公開できるのか!)日本の怪談をたくさん残している八雲、ことラフカディオ・ハーン。今回は、「の話」がつくお話を取り上げてみました。後半では、小泉八雲の妻「セツ」や息子「イワオ」の手記も取り上げます。原典がわかるものについては、原点にもあたっています。トークで取り上げますので、お聞き逃しなく!

谷崎潤一郎『或る時』の風景を訪ねて

『刺青』『鍵』『細雪』『陰翳礼讃』など、数々の有名作品を残す、谷崎潤一郎。今回、青空文庫には未収録の作品『或る時』を朗読しました。谷崎が日本橋・茅場町周辺に住んでいた少年時代を振り返り、周囲の様子や家族について回想した短編のエッセイで、まさに谷崎の作風の原点とも言える原体験を、名曲「家路」を添えてお送りします。が、我々が着目したのはそこではなくて、谷崎が「ここに私の家があったはず」と述べている冒頭の文章です。道案内が絶望的に分かりにくい。そこで、かなりの時間を費やして場所を突き止めた記録(江戸や東京の街について詳しくなった記録)を、フリートークやブログにてお伝えします!

酒の随筆集

酒。ある人にとっては生活必需品であり、ある人にとっては別れようとしても別れられない魔物。酒によって人は喜び、酒によって人は死ぬ。文豪のなかに酒好きは多く、これまでに酒をテーマにした作品が数多く書かれています。そんな中から、ジャズに合う、しっとりとした随筆を集めてみました。酒好きが皆無の劇団ののが、酒に興じる文豪を斜め後ろから見たシリーズです。

ののトーーーク

いつもとちがって作品を読まない、気ままなトーク回。ののラジオの舞台裏、劇団のののイベント参加情報など、メンバーの生態をゆるーくお届け。

海野十三の○年後+小酒井不木

「日本のSFの父」と言われる海野十三(うんのじゅうざ・うんのじゅうぞう)。戦前から戦後にかけて、子どもから大人まで幅広い人をわくわくさせる、多くのSF作品を遺しました。その中で、「○年後の○○」という形式のタイトルを持つ作品を、複数書いてい…

『高瀬舟』再訪

高校生の頃、国語の授業で読んだことがある気がする『高瀬舟』。でも、なんだか難しかった記憶しかない……。そこで、改めて読んでみることにしました。「著者が伝えたいメッセージは何か」。こんな国語でありそうな質問に、森鴎外先生は答えてくれていました。『高瀬舟縁起』は、森鴎外みずから『高瀬舟』について解説した文章です。

きつねのおはなし

「ごんぎつね」「てぶくろを買いに」など、わたしたちは小さい頃から狐が登場するお話に親しんできました。かつて狐は、人間の近くで暮らし、語られてきました。今では身近に語られることの減った狐ですが、日本人はどのように狐を語ってきたのでしょうか。き…

横光利一が愛した妻

小説家・横光利一は、若くして最愛の妻・きみを亡くしました。きみの生前から死後にわたり、利一は繰り返し自分と妻をモデルにした小説を書きました。それぞれの作品を読み通すと、横光利一とその妻の関係が見えてきました。作品:横光利一『春は馬車に乗って』『慄える薔薇』『妻』『蛾はどこにでもいる』『花園の思想』

劇団のの脚色&ダブルキャスト『指環』

とある列車の中。1人の男Aが、もう1人のBに話しかける。以前も会ったことがあるというこの2人。前回はちょうど、車内で指環がすられる事件があり、Bが疑いを掛けられた時だった。その事件の裏側に隠された真実とトリック、そしてAとBの正体とは……? ミステリー作家、江戸川乱歩が初めて、セリフを台本形式に書いた短編。落語のような、丁々発止の「べらんめえ調」が小気味好い!より分かりやすさを追求した劇団ののオリジナル版と、キャスト入れ替えによる、全4バージョンをお楽しみください。

ちょっと不思議な童話集

子ども向けに書かれた物語。でも何か…どこか、ちょっと不思議?そんなお話を集めました。
タイトルとURLをコピーしました