シリーズ一覧

ののトーーーク

いつもとちがって作品を読まない、気ままなトーク回。 ののラジオの舞台裏、劇団のののイベント参加情報など、メンバーの生態をゆるーくお届け。

海野十三の○年後

「日本のSFの父」と言われる海野十三(うんのじゅうざ・うんのじゅうぞう)。戦前から戦後にかけて、子どもから大人まで幅広い人をわくわくさせる、多くのSF作品を遺しました。その中で、「○年後の○○」という形式のタイトルを持つ作品を、複数書いて...

『高瀬舟』再訪

高校生の頃、国語の授業で読んだことがある気がする『高瀬舟』。でも、なんだか難しかった記憶しかない……。そこで、改めて読んでみることにしました。 「著者が伝えたいメッセージは何か」。こんな国語でありそうな質問に、森鴎外先生は答えてくれていました。『高瀬舟縁起』は、森鴎外みずから『高瀬舟』について解説した文章です。

きつねのおはなし

「ごんぎつね」「てぶくろを買いに」など、わたしたちは小さい頃から狐が登場するお話に親しんできました。かつて狐は、人間の近くで暮らし、語られてきました。今では身近に語られることの減った狐ですが、日本人はどのように狐を語ってきたのでしょうか。...

横光利一が愛した妻

小説家・横光利一は、若くして最愛の妻・きみを亡くしました。 きみの生前から死後にわたり、利一は繰り返し自分と妻をモデルにした小説を書きました。 それぞれの作品を読み通すと、横光利一とその妻の関係が見えてきました。 作品:横光利一『春は馬車に乗って』『慄える薔薇』『妻』『蛾はどこにでもいる』『花園の思想』

劇団のの脚色&ダブルキャスト『指環』

とある列車の中。1人の男Aが、もう1人のBに話しかける。以前も会ったことがあるというこの2人。前回はちょうど、車内で指環がすられる事件があり、Bが疑いを掛けられた時だった。その事件の裏側に隠された真実とトリック、そしてAとBの正体とは……? ミステリー作家、江戸川乱歩が初めて、セリフを台本形式に書いた短編。落語のような、丁々発止の「べらんめえ調」が小気味好い! より分かりやすさを追求した劇団ののオリジナル版と、キャスト入れ替えによる、全4バージョンをお楽しみください。

ちょっと不思議な童話集

子ども向けに書かれた物語。 でも何か…どこか、ちょっと不思議? そんなお話を集めました。

背筋がぞくっとする話

ののラジオのレギュラーメンバー・吉田素子がプロデュースする、背筋がぞくっとする短編集。一口に「怖い話」といっても、いろいろな怖さがあるもの。耳で体験する、怪談、奇談。暑い夏も涼しくなるかも・・・? テキスト 取り扱った作品は、青空文庫から全...

芥川龍之介作品集「秋」ほか

劇団ののでは、文学作品を、声で演じたり、効果音を付けたりすることを通し、「作品を読み取ること」「演出をつけること」の基本に立ち返ろう、と試みています。 企画についての詳しい説明はこちらから!→次回企画:劇団ののと読む『竹の木戸』 稽古を重ね...

「竹の木戸」国木田独歩

1. 企画紹介 2. 物語紹介 3. 出演者・スタッフ・協力 劇団ののでは、文学作品を、声で演じることを通し、 「演出をつけること」の基本に立ち返ろうと試みています。 意外にセリフが多くて、共演者との議論、演技力...
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