「日本のSFの父」と言われる海野十三(うんのじゅうざ・うんのじゅうぞう)。戦前から戦後にかけて、子どもから大人まで幅広い人をわくわくさせる、多くのSF作品を遺しました。
その中で、「○年後の○○」という形式のタイトルを持つ作品を、複数書いています。意図したかどうかはわかりませんが、その年数も10年後、30年後、100年後、1000年後…と、いくつかの段階を踏んでいるように見えます。
今回は、その「○年後の○○」というタイトルを持つ作品を取り上げ、昭和前半の人々が夢見た未来の姿を見ていきます。ちょっと昔に想像した未来は、どのようなものだったのでしょう。
くわえて、SFに関連して小酒井不木のSF『恋愛曲線』もご紹介します。
取り扱い作品(予定含む)
- 海野十三『十年後のラジオ界』
- 海野十三『30年後の東京』
- 海野十三『千年後の世界』
- 小酒井不木『恋愛曲線』
出演
梅田拓
加賀美もちこ
栗田ばね
スズキヨシコ
田島裕人
のあのえる
翡翠
■ 製作:劇団のの(のあ のえる, スズキ ヨシコ, 加藤 綾音)
■ テーマ音楽:鈴木 悟
■ BGM(一部):おかべ
■ メインビジュアル(恋愛曲線):すみかわ(@SUMiKAWA8v)