新シリーズ「酒の随筆集」の第1弾!
「私は禁酒をしようと思っている」から始まる、太宰治の禁酒?エッセイ。酒と人間の哀しい関係を、太宰独特のユーモアと自嘲を交え、時に滑稽に、時に鋭く描き出します。配給酒を巡る人々の哀しいまでの執着、酒場での醜い争い…。禁酒するといいながら、アンタ完全に酒飲んでるだろ!といいたくなるような、人間の弱さと欲望を炙り出す、太宰文学の魅力が詰まった一作です。
トークトピック
- 初登場!家々あかりさん、これからもよろしくね
- 戦時中の日本での、お酒事情とは?
- 太宰の文章はやっぱり良い!
- 編集の構成はBGMによって港のヨーコヨコハマヨコスカ風になってます
- 東京と東北は近しい関係にあった?
- やっぱり読解するには予備知識が必要なんだなあ
- ナレーションのスタイルが、ほぼ、ちびまるこちゃん
- 登場するお店のオヤジが、なかなかのやり手



