小泉八雲『雪女』

今回は、冬にぴったりの怪談をお届けします。
英語で書かれたとは思えないほど風情たっぷりのお話をお楽しみください。

作品紹介

ある冬の日、武蔵の国の木こり・茂作と巳乃吉は、猛吹雪に遭い、渡し守の小屋で夜を明かすことになる。しかし、突然現れた真っ白い女に息を吹きかけられ、茂作は命を落とすが、巳乃吉はなんとか見逃されて生き延びる。
数年後のある日、巳乃吉は道行く美しい女と恋仲になり、結婚。妻、母、かわいい子どもたちに囲まれ、幸せに暮らしていたのだが……。
明治期に日本を愛したラフカディオ・ハーンにより英語で書かれた怪談を、田部隆次の翻訳でお楽しみください。

本編:20分程度

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芥川龍之介「鼻」

芥川龍之介「鼻」

今回は古典リメイクの名手、芥川龍之介の代表作「鼻」をお届けします。

【作品紹介】
時は鎌倉時代。京都の寺の僧、禅智内具。務めに励む彼を長年悩ませるのは、顎の下まである、長く大きな鼻だった。人に笑われる上に、食事など日常生活にも不便がある。ある日、医者から聞いた鼻を茹でて短くする方法を試し、無事に縮むのだが……。
人間のコンプレックスと自尊心、他人の不幸を願うエゴなどを描き、夏目漱石に称賛された作品。

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夏目漱石『夢十夜』より第十夜

夏目漱石「夢十夜」第十夜メインビジュアル

今回は「背筋がぞくっとする話」シリーズとして、夏目漱石の連作短編『夢十夜』から、第十夜をお送りします。
なぜ第十夜だけ?その理由は、トークで明かされます。

【作品紹介】
「こんな夢を見た」のフレーズで有名な、『夢十夜』から、不思議な「第十夜」をお届けします。暇人で女好きの正太郎は、果物屋の店先に座っては女を、女が通らない日は果物を眺めていました。そしてある日、果物屋に立ち寄った美しい女性にフラリとついていき、7日間も行方不明になってしまいます。ようやっと帰って来たと思ったら熱を出して寝込む正太郎が大草原で見た光景とは!? という、夢を見たお話です。

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