坂口安吾『わが工夫せるオジヤ』

酒の随筆集
わが工夫せるオジヤ

酒シリーズのシメはオジヤで!

「私は今から二ヶ月ほど前に胃から黒い血をはいた」と、初っ端から衝撃的なエピソードで始まる、坂口安吾の作品です。なんと、破天荒で酒豪の坂口は、ウイスキーの飲み過ぎで3回も血を吐いたため、お腹にやさしいおかゆを自分で作るのだと言います。(なぜかちょっと偉そうな口調で)おかゆの作り方が詳しく語られる異色のエッセイを、実際に同じレシピでおかゆを作った栗田ばねが、朗読します!

本編:約14分

◆テキストもご一緒にどうぞ

劇団ののが独自に作成した朗読テキストです。
すべての漢字にふりがながついていますので、漢字が苦手な方にもおすすめです。

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◆出演

栗田ばね

◆トーク

梅田拓
栗田ばね
スズキヨシコ

トークトピック

  • レシピ紹介かと思ったら、初っ端から血を吐いてる!?
  • 睡眠薬より酒の方がマシ、という持論
  • 栗田ばねの「オジヤ再現してみた」
  • 栗田ばねの「ぎぼしに昆布を買いに行ってみた」
  • 「ロチ」ってなんだ?
  • 坂口安吾の文を読んでいると自然と湧いてくる不思議なリズム
  • どうして急にサンドイッチがでてくるのか?
  • 鍋のシメって存在意義ある?

あわせて触れたい作品

トークの中に出てきた、坂口安吾を紹介した雑誌
『サライ』2024年3月号

◆楽曲をお借りしました

未編集


■ 製作:劇団のの(のあ のえる, スズキ ヨシコ, 加藤 綾音)
■ テーマ音楽:鈴木 悟
■ メインビジュアル:スズキヨシコ

*作品本文は著作権保護期間を過ぎたものです。
朗読しやすいように行間やふりがな等を編集をしております。

*劇団ののでは、作品を通して感じ考えることを大切にしています。アフタートーク等における読みとり方・見解は、私達がこの作品の朗読を通して感じたことの一部で、あくまでも多様な見方の中の1つの見方です。

みなさんもテキストや音源を通して作品に触れる中で、自由に感じ考える機会を大切にしていただけたら嬉しいです。

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