夢野久作の短編『きのこ会議』に登場する、ちょっと難しい言葉の意味を調べてみました。
劇団ののは、言語学や歴史学のプロフェッショナルではありません。
様々な文献や辞書をあたったり、プロフェッショナルの方に手助けをいただいたりはしていますが、あくまでも自力で調べ物をした結果を掲載しています。誤った情報が含まれている場合がありますので、ご注意ください。
また、調べ物をした結果、真実が突き止められないこともあります。
ご了承ください。
談話会【だんわかい】
「談話」とは、リラックスして会話をすることです。公式ではない会話、という意味合いがあります。「談話会」は、みんなが自由に言葉を交わすことができる会です。
このお話の題名は「きのこ会議」ですが、「会議」は物事を決めるための集まり、という意味なので、内容的には「きのこ談話会」の方が合っているかもしれませんね。
重宝が(る)【ちょうほうがる】
大切にすること、宝物のように扱うことです。
現代では「便利で、しょっちゅう使う」という意味で「重宝する」という言い回しをすることが多いです。
繁昌(する)【はんじょうする】
「繁盛」とも書きます。にぎわって、数が増えたり、勢いが増したりすることです。
現代では、お店が儲かることを言うことが多いです。
御厄介にな(る)【ごやっかいになる】
面倒を見られること、誰かに助けてもらうことの丁寧な言い方です。
手のかかる人のことを「厄介者」と言ったりします。
木っ端微塵【こっぱみじん】
「木っ端」とは、木を切った時に出る、小さな木くず、「微塵」はとても細かいくずのことです。
「木っ端微塵」は、木っ端や微塵くらいまで、粉々に砕けることです。
参考文献
参考リンク
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