谷崎潤一郎『或る時』テキスト

谷崎潤一郎『或る時』の風景を訪ねて
或る時

『刺青』『鍵』『細雪』『陰翳礼讃』など、数々の有名作品を残す、谷崎潤一郎。
今回、青空文庫には未収録の作品『或る時』を朗読しました。
谷崎が日本橋・茅場町周辺に住んでいた少年時代を振り返り、周囲の様子や家族について回想した短編のエッセイで、まさに谷崎の作風の原点とも言える原体験を、名曲「家路」を添えてお送りします。

が、我々が着目したのはそこではなくて、谷崎が「ここに私の家があったはず」と述べている冒頭の文章です。
道案内が絶望的に分かりにくい。
そこで、かなりの時間を費やして場所を突き止めた記録(江戸や東京の街について詳しくなった記録)を、フリートークやブログにてお伝えします!


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劇団のののテキストについて

劇団ののでは、みなさんにも元々の文章の味わいや朗読を楽しんでいただけるよう、オリジナルのテキストを作成しています。

テキストでは、朗読原稿としての読みやすさを大切にするため、原作に対し以下の加工をおこなっています。
・歴史的仮名遣い(古い書き方)を現代の仮名遣いに変更(例:「けふ」→「きょう」
・すべての漢字にルビ(ふりがな)を振る
・セリフの箇所を強調
・場面ごとにページを分割し、番号を追加

※ルビ・セリフ・場面分けは劇団ののの解釈によるものです。正しい読み方を示すものではありません。



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