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今回は、江戸川乱歩の『指環』です。
全編セリフのみで書かれたミステリー…なのですが、稽古のなかで、ちょっと分かりにくくない?という話になり、劇団ののリライト版も作ってしまいました。ののver.は、分かりやすくなっているのか、それとも、やはり日本の探偵小説の父には敵わないのか! ぜひ、読み比べてみてください。
作品紹介
とある列車の中。1人の男Aが、もう1人のBに話しかける。以前も会ったことがあるというこの2人。前回はちょうど、車内で指環がすられる事件があり、Bが疑いを掛けられた時だった。その事件の裏側に隠された真実とトリック、そしてAとBの正体とは……? ミステリー作家、江戸川乱歩が初めて、セリフを台本形式に書いた短編。落語のような、丁々発止の「べらんめえ調」が小気味好い! より分かりやすさを追求した劇団ののオリジナル版と、キャスト入れ替えによる、全4バージョンをお楽しみください。
語彙からピックアップ
一等車
左様然らば
お笑い草
煙草入れ
…他にもたくさん!
出演
栗田ばね
田島裕人
■ 製作:劇団のの(のあ のえる, スズキ ヨシコ, 加藤 綾音)
■ テーマ音楽:鈴木 悟
*作品本文は著作権保護期間を過ぎたものです。
朗読しやすいように行間やふりがな等を編集をしております。
*劇団ののでは、作品を通して感じ考えることを大切にしています。アフタートーク等における読みとり方・見解は、私達がこの作品の朗読を通して感じたことの一部で、あくまでも多様な見方の中の1つの見方です。
みなさんもテキストや音源を通して作品に触れる中で、自由に感じ考える機会を大切にしていただけたら嬉しいです。
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