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※原作は旧仮名遣いのため題名は『慄へる薔薇』
小説家・横光利一は、若くして最愛の妻・きみを亡くしました。
きみの生前から死後にわたり、利一は繰り返し自分と妻をモデルにした小説を書きました。
『慄える薔薇』は、妻がまだ健康でだったころのエピソードです。
今回は全2話中の第2話です。
作品紹介
貧しいながらも、郊外の庭付きの家に引っ越した、若い画家の卵と、その新妻。
夫は、妻に苦労を掛けていることを身にしみて知っており、後ろめたさを感じているが、甲斐甲斐しく家事をして支えてくれる様子に、かえって素直になることができず、軽口ばかり叩いていた。
そんな中、彼の絵が展覧会で取り上げられ、絵を見た女性からファンレターが送られてくる。
芸術とは何か、芸術で出世してゆくこととは何か……静かな風景と静かな言葉のやりとりの中に、熱く強い葛藤と愛情が紡がれる。
本編:約22分
出演者
梅田拓
スズキヨシコ
のあのえる
トーク
梅田拓
スズキヨシコ
のあのえる
音素材をお借りしました
■ 製作:劇団のの(のあ のえる, スズキ ヨシコ, 加藤 綾音)
■ テーマ音楽:鈴木 悟
*作品本文は著作権保護期間を過ぎたものです。
朗読しやすいように行間やふりがな等を編集をしております。
*劇団ののでは、作品を通して感じ考えることを大切にしています。アフタートーク等における読みとり方・見解は、私達がこの作品の朗読を通して感じたことの一部で、あくまでも多様な見方の中の1つの見方です。
みなさんもテキストや音源を通して作品に触れる中で、自由に感じ考える機会を大切にしていただけたら嬉しいです。
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