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文学フリマ東京36に出店します!

みなさんこんにちは、劇団ののです!2023年5月21日(日曜日)に、「文学フリマ東京36」に初めて出店することになりました!ブース日時: 2023年5月21日(日曜日)12:00~17:00会場: 東京流通センター 第一展示場・第二展示場F…
『高瀬舟』再訪

森鴎外『高瀬舟』

山からふらりと村に来ては、人間にいたずらばかりしていた、きつねのごん。ある雨上がりの秋の日、村の若者、兵十が川でとったうなぎを盗んだごん。しかし後日、兵十のお母さんが亡くなったことを知ってから、ひとりぼっちの兵十に親近感を持ち、家の中にこっそりと、栗やきのこを届けるようになります。小学校の教科書で何十年も愛読されてきたごんぎつね。劇団ののでは、今一度、ごんは人間とは生きる場所を異にし、大自然に生きる野生のきつねであることを実感しつつ、あえてのBGMなし、環境音のみで、ごんの視点から物語を追うことに挑戦しました。 
『高瀬舟』再訪

森鴎外『高瀬舟』テキスト

時は寛政の頃、ところは京都。桜散る春の夕、島流しの刑になった罪人を運ぶ高瀬舟に一風変わった男が乗せられる。およそ罪人らしからぬ清々しい表情に穏やかな態度を不思議に思った護送役の庄兵衛は、思わず何を思っているのか尋ねると、罪人喜助は身の上に起きたことを語り始める。

『高瀬舟』再訪

高校生の頃、国語の授業で読んだことがある気がする『高瀬舟』。でも、なんだか難しかった記憶しかない……。そこで、改めて読んでみることにしました。「著者が伝えたいメッセージは何か」。こんな国語でありそうな質問に、森鴎外先生は答えてくれていました。『高瀬舟縁起』は、森鴎外みずから『高瀬舟』について解説した文章です。
『高瀬舟』再訪

森鴎外『高瀬舟縁起』

これは、森鴎外がなぜ「高瀬舟」を書いたのかという大変短い解説文です。高瀬舟は、江戸時代の随筆集「翁草」に着想を得て書かれた短編小説で、元は、淡々と同心が見聞きしたことを書き記したもの。鴎外は、「その中に二つの大きい問題が含まれていると思った」と語ります。鴎外が大きく着目して、臨場感溢れるドラマに残した2つのテーマとは?
『高瀬舟』再訪

森鴎外『高瀬舟』

時は寛政の頃、ところは京都。桜散る春の夕、島流しの刑になった罪人を運ぶ高瀬舟に一風変わった男が乗せられる。およそ罪人らしからぬ清々しい表情に穏やかな態度を不思議に思った護送役の庄兵衛は、思わず何を思っているのか尋ねると、罪人喜助は身の上に起きたことを語り始める。安楽死や貧困問題など、未だに誰も答えを出せない問いを時代を超えて投げかけてくる森鴎外の作品。法学専攻の学生さんからのリクエストにお応えして読みました!
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