芥川龍之介「秋」|照子とナレーター秘密特訓

稽古場日誌
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今日は、いつもの大勢の稽古の前に、ナレーションの吉田素子さんと、照子役のスズキヨシコさんだけで稽古します。

お互いの苦手な部分を克服するために、スズキ家にて秘密の集まりをしました。

照子の手紙はとにかく長い

照子は、第1話に登場する長い長い手紙の部分が苦手です。

ナレーターは、細かい、噛みそうなアクセントの言葉が苦手です。

テキストとにらめっこ。

お互いにアドバイスをし合っています。

照子の手紙は、無邪気に明るく読む練習をしました。お姉様=信子への純粋な憧れ、感謝、応援などを込めます。

そして、長いので、やっぱり緩急や盛り上がりどころ、落とし所をつけるように、吉田さんからのアドバイスが入ります。

「ここはちょっと声のトーンを落とし気味に」
「ここから、テンション上げて行こう」
「もっと語尾に小さい『つ』が入ってる感じで、元気な感じ出してみたら?」
「やっぱ、もっと甘ったれな感じを出した方がいいな全体的に」

照子は鶏をとても大事にしている

照子の手紙に登場する鶏。

照子は、信子が大阪に嫁入りして出発する時、わざわざ飼ってる鶏を駅まで抱きかかえて、見送りの挨拶をさせたそうです。

どんだけ鶏が好きなんでしょう。

ちょっとメルヘンな女の子なのでしょうか?

これがテディベアとかキティちゃんとかなら分かるのですが。

鶏?

ってそういう位置付けのペットだっけ? と、ちょっと疑問が残りました。

照子は、俊吉と結婚してからも、庭で鶏を飼っています。めっちゃ溺愛していますね。

謎の登場人物コートニー

ナレーターが苦手なのは、相変わらず「殊に」のアクセントです。

先日描いた、「コートニー」ちゃんです。

本当にこれで間違えないのかどうか、本当に謎。

でも吉田さんは「コートニーは完全に同じ発音だから」とドヤ顔して譲りません。

コートニーって誰だよ!

破りづらい袋の非常食は非常時に役立つのか

この日のおやつは、保存食のビスケット。

本当に防災グッズの保存食でした。

開けるのが、めちゃくちゃ難しかったです。

袋が二重に密封されていました。

「すげぇ、湿気なさそう」

めっっっっっっっっちゃ密封されてて、というのは、スキニージーンズのようなフィット具合で、うまく破れませんでした。

「これさ、非常時にお腹空いてたら、結構イライラするね」

「でも、非常時に開けたビスケットが湿気てカビてたらもっとイライラしない?」

「やっぱ密封されてる方がいいって」

みんなと合流するまで、しばしお昼ご飯です。

今日は秘密特訓したので、みんなが来た時には、ちょっとこっそり成長しているかも。

参考リンク

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