ののラジオの記事一覧

稽古場日誌

横光利一「春は馬車に乗って」|横光はキリスト教徒?

いよいよ具合が悪くなる妻今日は、後半の、肺病の妻の容体がどんどん悪化してきたところを中心に練習しました。田島裕人くんは、見学です。もうすっかり、ガッツリ演技を固めている溝端育和ちゃん。さすがプロ。座っての読み合わせなのに、舞台なみの演技です…
稽古場日誌

江戸川乱歩「指環」|江戸川乱歩作品に初挑戦

女中部屋で練習本日は江戸川乱歩『指環』の初稽古です。ここがどこかというと。スズキヨシコ邸のひと部屋。なんと、女中部屋です。国木田独歩の『竹の木戸』に、登場しましたね、女中部屋。戦後すぐに建てられた、和洋折衷のモダンなお家。(一応レイモンド建…
稽古場日誌

横光利一「春は馬車に乗って」|作品の出だしが作品全体の色を決める

本日のお稽古は、初の横光利一作品、『春は馬車に乗って』です。会議室を借りてみました我々にしては分不相応にも、都会のビルの会議室で練習しました。壁に、鳥のシールが! なんかおしゃれです。我々には不似合いな、ややアーバンな空間ですが、見事に使い…
芥川龍之介作品集「秋」ほか

芥川龍之介『鼻』

時は鎌倉時代。京都の寺の僧、禅智内具。務めに励む彼を長年悩ませるのは、顎の下まである、長く大きな鼻だった。人に笑われる上に、食事など日常生活にも不便がある。ある日、医者から聞いた鼻を茹でて短くする方法を試し、無事に縮むのだが……。人間のコンプレックスと自尊心、他人の不幸を願うエゴなどを描き、夏目漱石に称賛された作品。
未分類

芥川龍之介「鼻」テキスト

【作品紹介】時は鎌倉時代。京都の寺の僧、禅智内具。務めに励む彼を長年悩ませるのは、顎の下まである、長く大きな鼻だった。人に笑われる上に、食事など日常生活にも不便がある。ある日、医者から聞いた鼻を茹でて短くする方法を試し、無事に縮むのだが……。人間のコンプレックスと自尊心、他人の不幸を願うエゴなどを描き、夏目漱石に称賛された作品。
未分類

芥川龍之介「鼻」

【作品紹介】時は鎌倉時代。京都の寺の僧、禅智内具。務めに励む彼を長年悩ませるのは、顎の下まである、長く大きな鼻だった。人に笑われる上に、食事など日常生活にも不便がある。ある日、医者から聞いた鼻を茹でて短くする方法を試し、無事に縮むのだが……。人間のコンプレックスと自尊心、他人の不幸を願うエゴなどを描き、夏目漱石に称賛された作品。
稽古場日誌

夢野久作「きのこ会議」|吉田が全力を出し切って燃え尽きました

今日は、夢野久作『きのこ会議』、小泉八雲『雪女』、そして宮沢賢治『注文の多い料理店』トークの収録日です。豪華3本立て!猛特訓を終えた吉田吉田素子さん、あの打ち合わせの日から、翌日すぐに1人カラオケで、数時間もキノコたちの演じ分けを練習したそ…
ゆるっと考察

夏目漱石「夢十夜 第十夜」|考察|「こんな夢を見た」…見るな!

「こんな夢を見た」で、有名な夏目漱石の『夢十夜』です。美しい謎の美女、幻想的なシーンの数々から、何度も映像化、舞台化、漫画化された、全10編の作品集から選ばれたのは……「なんでこれにしたの?」という『第十夜』です!! 最も意味不明で、別に美…
背筋がぞくっとする話

夏目漱石『夢十夜』より「第十夜」

「こんな夢を見た」のフレーズで有名な、『夢十夜』から、不思議な「第十夜」をお届けします。暇人で女好きの正太郎は、果物屋の店先に座っては女を、女が通らない日は果物を眺めていました。そしてある日、果物屋に立ち寄った美しい女性にフラリとついていき…
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夏目漱石『夢十夜』より「第十夜」

【作品紹介】「こんな夢を見た」のフレーズで有名な、『夢十夜』から、不思議な「第十夜」をお届けします。暇人で女好きの正太郎は、果物屋の店先に座っては女を、女が通らない日は果物を眺めていました。そしてある日、果物屋に立ち寄った美しい女性にフラリとついていき、7日間も行方不明になってしまいます。ようやっと帰って来たと思ったら熱を出して寝込む正太郎が大草原で見た光景とは!? という、夢を見たお話です。
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