劇団ののと読む 朗読「竹の木戸」国木田独歩

 


 
 

1. 企画紹介
2. 物語紹介
3. 出演者・スタッフ・協力

 
 

 

劇団ののでは、文学作品を、声で演じることを通し、
「演出をつけること」の基本に立ち返ろう
と試みています。
意外にセリフが多くて、共演者との議論、演技力が求められる「竹の木戸」でした。

企画についての詳しい説明はこちらから!
次回企画:劇団ののと読む『竹の木戸』

 
 

稽古を重ねて、いよいよ、本番を収録し、更に編集します。
編集の際には、効果音やBGMも入れます。
明治時代の音風景を、文献も参照しつつ、なるべく再現したいと考えています。

 
 

完成した作品は、PodCastやYouTubeなどで配信します
キャストが稽古場の裏側を語る番外編も、同時公開の予定です
公開日時は、追ってお知らせ致します。
どうぞ御期待ください!

 
 

 

竹の木戸は、青空文庫から全文お読みいただけます。
 →青空文庫「竹の木戸」
 

漢字や昔の言い回しが苦手な方へ向けて、物語のあらすじをブログで紹介中しています!
解りやすい人物相関図や画像、解説入り。携帯小説のようにすぐ読めます。

本編は〈上〉〈中〉〈下〉ですが、長いので、それぞれを2つに分けています。
どうぞ、こちらから御覧下さい!

 

→(1) あらすじ 上 -1-
→(2) あらすじ 上 -2-
→(3) あらすじ 中 -1-
→(4) あらすじ 中 -2-
→(5) あらすじ 下 -1-
→(6) あらすじ 下 -2-

 

普段のブログはこちらから!

 

→11月25日(1) 鼻濁音ってなぁに?
→11月25日(2) 負けそう…破天荒すぎる登場人物たち
→11月25日(3) 当時のギャグが解らない
→11月25日(4) この話「豚小屋」で終わるんだよ
→11月25日(5) 江戸の残り香と近代化の波

→12月09日(1) アニメ同好会ではありません
→12月09日(2) 磯吉は1日に5合の米を食べる
→12月09日(3) 役者には役者の読み方で
→12月09日(4) 推理-どこからが嘘なのか!?
→12月09日(5) 中馬智広ですぅ
→12月09日(6) 金田一お徳の事件簿
→12月09日(7) お菓子も炭も値段に比べて小さいぞ

→12月10日(1) 独歩のお隣さん

 
 

 

ナレーション:戸塚 駿介

お源:Caori
大庭 真蔵:梅田 拓
お徳:吉田 素子
磯吉:栗田 ばね(ピーチ)
お清:スズキ ヨシコ
老母:和華
細君:のあ のえる
増屋の御用聞:中馬 智広(ざ・えんど/シンプルな羊)

 

■ 製作:劇団のの(のあ のえる, スズキ ヨシコ, 加藤 綾音)
■ テーマ音楽:鈴木 悟
■ 機材提供:増澤 茜

 
 

スタッフ日記:制作 加藤綾音『行間にある心…。』

 

こんにちは。劇団のの 制作の、あやねです。

 

今回、朗読の作品を選ぶにあたり、
最初に「竹の木戸」を読んだ時に残った印象は、
その臨場感と生々しさでした。

淡々と日常を描いている作品でありながらドキリとさせられる、
肌感のある作品だと思います。

言葉の端々やら、所作やら、物言いやら、物言わなさやら……。

登場人物は「つい昨日会ったあの人か」というような鮮やかさで、
時代を超えて近付いて来るのに、ひとことでは説明できない。
鮮明なのに複雑です。

 

先日とある国際的な集まりで、
日本の人の慎重さ、主張の無さに焦点が当たった時がありました。

「何も言わない = 考えがない、もしくは恥ずかしがり屋」

と映るらしい。

しかし実際は、
「どう言おうか考えているうちに会話が進んでしまった」
ということも……。

案外、何も考えが無いのではなく、
考え過ぎて言えない時もあるのですよね。

「それを“inside busyness=内なる忙しさ”と言ったら、少し伝わるかな……」
なんて話していました。
行間に色々詰まっているのです。

 

国木田独歩は、作中、
たまに会話の行間の「心中(しんちゅう)」を書いています。
会話そのものから伝わってくるものもあります。

6月のワークショップを通し、
朗読とは、この「行間」を深め表現してみることで、
作品の中の人の、心に出会う挑戦だと思いました。

どんな心と表現に出会えるのか……
楽しみながら取り組みたいと思っています。