芥川龍之介「秋」|俊吉と信子の背中を追う照子

稽古場日誌
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今日は、テキストを持ったまま実際に立って動いて演技してみました。

第1話、街の賑わいの中を歩く、俊吉・信子・照子。

照子は、信子と俊吉が文学の話をしながらどんどん歩いて行ってしまう背中を見ると、やっぱり「置いていかれている」「ついていけない」という焦り、尊敬、憧れ、悔しさなどを、本当に感じられたそうです。

やっぱり本当の背中を追いかけて初めて分かることですね!

第2話、夫と信子が居間でくつろぐ様子。

梅田くんが夫役をやると、物分かりがよく優しさが出てしまうので、もうちょっと高圧的で冷淡な方がいいかもしれないね、というアドバイスが入りました。

「普通に信子の話を『うんうん、へぇ』って聞いてくれそうなんだよね、今の感じだと」

毎回そうですが、テキストを読むだけでなく、実際に動いてみることによって、登場人物がセリフを発した時の体勢、距離感などが分かり、演技がグッと変わってきます。

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