大勢での収録を、クリスマス直前に行いました!
どうです、この大庭家の浮かれっぷり。
もしこの時代にクリスマスを祝っていたら、お徳の仕切りは凄かったでしょうね。新橋に買い出し、礼ちゃんのプレゼントの調達。クリスマスツリーの選出、飾り付け、設置場所。七面鳥の焼き具合、靴下作り。
そして、磯吉は、どっかの庭からモミの木を切り倒してきて、七面鳥を誘拐して、金次の家でクリスマスケーキを貰ってくることでしょう。
お菓子も豪華。スズキ家の手作りクッキー。
Caoriちゃんが買って来たクリスマスケーキ。
中馬くんが里帰りの折に買って来てくれた、「肥後 五十四万石饅頭」
あれ?
「風が語りかけます」のCMで有名な埼玉の十万石饅頭じゃないの?
加賀百万石は大河ドラマの「利家と松」?
などと言っておりましたが。
五十四万です。
十万より多い、百万より少ない。
五十四万石饅頭は、大変おいしい、おいしすぎて五十四万個食べられるおいしさでした。
お菓子の香梅さん、すばらしい、ぜひ、お買い求めください。
お徳とお源の井戸端でのシーンを録っているところです。
2人、本当は仲良しです。
お源、お徳、マイクチェックです。交互に「あ」と言って音を入れています。
お清、録音を確認。職人と化しています。
お源は貧乏なはずなのですが。なんでしょう、この金持ちそうな顔は。
この帽子がここまで似合う人はあまりいませんね。本当は磯吉じゃなくてサンタクロースの妻なんだと思います。
紅茶を片手にご機嫌で収録。
この後、彼女は、浮かれすぎて、盛大に紅茶をこぼしました。機材は無事でした。
お源とお徳が、演技に納得が行かず、物凄く、長い収録となりました。この男が暇になりました。増屋です。
そして、この男も。真蔵。
田舎の駅の待合室か、山小屋のようですね。
そして相変わらず、部屋全体を温めてくれない、アラジンストーブ。
おもむろに昼食を食べる中馬くん。何故か、かっこつけて来ました。
暇そうだったので、中馬くんに、お昼ごはんのピザを買いに行ってもらいました。
1度、録音真っ最中に、ガラッと開けて、中馬くんが戻って来ました。みんなで「おい!」となりました。まるで演劇のワンシーンのようでした。
そして、また、録音真っ最中に、ガラッと開けて、中馬くんが戻って来ました。また、みんなで「おい!」となりました。まるで演劇のオチのシーンのようでした。
増屋の御用聞きは、ピザの配達人になりました。
ちなみに、彼、この帽子を被って自転車に乗って店まで行ったこと、帰って来てから気付いたようです。お店の人も、物凄い浮かれたクリスマスパーティーが開催されていると思ったことでしょう。
大変おいしくいただきました!
お昼を過ぎても、まだお源とお徳のシーンが続いております! 待機中のベンチは、寒い。防寒必須です。
ミッションをコンプリートし、またもや暇になってしまった中馬くん。おもむろにチキンを食べております。
骨しかないのに、何故か、かっこつけて来ました。
さて、お源とお徳がようやっと納得し、他のシーンをいっきに録りました。
時間が無くなってしまったので、家族会議や、朝の井戸端のシーン、実は全部別録りして、編集で繋いでいます。
さて、最後に、効果音を録りました。磯吉が煙管をふかすシーンと、ごはんを食べるところです。煙草は梅田くん、ごはんは中馬くんがやっています。実は本人じゃないんですね。
中馬くん、空のお茶碗で、必死に、ドラえもんが歩く時の音みたいなのを出してくれました。何か違う。
そこで、本当に何か食べた方がいい、ということになり、ここで登場するのが、あの、肥後の五十四万石饅頭です。
だがしかし、中馬くん、またドラえもんみたいな音を出し、ディズニーに出てくるハイエナの舌なめずりみたいなヨダレの音を出し、最後に急にお饅頭を取り出して、カサカサ言わせて紙を剥いて、マイクに向かって顔を突き出して、凄いスピードでもぐもぐもぐもぐっと噛み、わざとらしく、「あ〜っ」と息を漏らしていました。
みんな、声が入ってはいけないので、必死に笑いを堪えています。
音を確認する真蔵。1人で聞いて、笑いすぎて、撃沈していました。小さなカサカサ言う紙の音と、無音が入っていたようです。
自分でも確認。
そんなに真剣に聞く音ではない。
結局、茶碗にお饅頭を入れ、お茶を掛け、お茶漬けのように掻き込んでみました。そちらの音が、本編では使われております。
ちなみに、この後、後片付けをしていたら、サンタの帽子が1つ足りず……中馬くんは、よほど寒かったのか、被ったまま家に帰ってしまったようです。
参考リンク
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