ゴホゴホ。風邪かな?
Caoriさんが脱ぎ捨てたマスクが、ファイルにピッチリはまっております。小顔効果。
普段、舞台に立っている役者さんたち。声の演技なので、顔は映りませんが、本当は、かなり表情豊かな皆さんです。
そこで、気分が盛り上がるように、朗読の練習ですが、立って演技してみようということになりました。
演劇の練習のように、動きや表情も入れて、雰囲気を掴みます。
まずは、お源とお徳の井戸端のシーンから。
2人とも、井戸のところにしゃがんで話しています。
しゃがんで、釜の底を洗いながら喋ってみると、声の出し方が普段と違います。
ナレーションは動きません。
こちらは磯吉とお源夫婦です。
ごはんを食べる磯吉。ちゃんともぐもぐしながら喋ります。
笑っちゃって、撃沈するお源さん。旦那の磯吉が面白すぎて、毎回つらい、お源さん。そんな面白いところに惚れたんでしょうか。そういう話だったらとっても平和だったでしょうね。
なんとか、立ち直りました。気を確かに……!
朝、寝たまま喋るシーンは、寝っ転がって読んでみます。画面に写っていませんが、お源、笑ってます。笑いを、一応、堪えています。
磯吉、嘘をついています。お源、朝ご飯を作っています。
お源さん、1人でお留守番しているところです。ちょうどお部屋に夕陽が差し込んでいて、臨場感ありますね。
Caoriさんは本当に切ない、儚い雰囲気が似合います。
あれ? 家にいないはずの磯吉が左端に! ちょっと磯吉には、光に吸い込まれて、宇宙に行っていてもらいましょう。
見守る、吉田素子さん。
時々、目を閉じて聞き入ります。
染み入ってますね。心に。
こちらは、竹の木戸を見に来た、真蔵と、お徳。
お徳、すごい顔の演技をしていますが、これ、収録中もしています。
ニヤニヤしたり、「チッ」ってなったりします。
お源が炭を盗んでいるところを見てしまった真蔵。ちょっと障子の窓を開けて、体験してみました。窓から覗くって、こんな感じなのかな。
……って、お源、こっちにいるんですけどね。
これは、お清さんがお部屋でお裁縫しているところに、真蔵がやって来ているところです。
本当に障子ごしです。ちなみに、この障子からガラス窓まで、20cmぐらいしかありません。修行です。朗読ですから。朗読ってそういうものですから。徳を積まなければならないのですから。20cmだって入ります。
遙かな高みを目指してるんです。
さぁ、解き放たれた真蔵です。
あれ? やっぱりナレーションは動かないんですね。修行が足りていませんね。神の視点だからいいんですかね。
これは、最後の日の朝。井戸端に、お清とお徳が出ています。
しれっとやって来る、お源さん。バケツの代わりにバッグを持っていますが、お買い物に来た主婦みたいになってしまいますね。
すかさず嫌味を言う、お徳。
そこに、増屋が登場。今日は中馬くんがいないので、真蔵さんが代役です。なんだかロングスカートの女性が並んで世間話していると、レミゼラブルのシーンみたいに見えて来ます。
どんどん攻撃を仕掛けるお徳。
立って歩いて嫌味を言うお徳は、大変生き生きしております。
ぷんぷんするお源。
でも、そんなお茶目なお源も、家に駆け込んで、炭を見てしまいます。この後、お源さんが叫び声をあげると、見ていたみんな「可哀想……」の声。やっぱり、実際に動いてみると、実感が湧くのですね。ただ、この後ろ向きの姿を見て、ちょっとさくらももこさんの漫画を思い出してしまうのって、わたしだけでしょうか。
その頃、お源を苦しめる磯吉は、モロッコの砂漠の町にでもいるのかと思うぐらい、夕陽を浴びて聞き入っておりました。
ではここで、休憩。Caoriさんが撮った、「なんでこんな写真を?」「なんでこの瞬間?」という写真をお送りします。Caoriさんの撮影センスには、毎度驚かされます。
名付けて、写真展「Caori目線」
90度の細君。
お年寄りみたいな真蔵。
お年寄りみたいなお清。
飽きた、ナレーター。
やっぱり中東にいる、磯吉。
音を聞く顔が凄い、お徳。
さてさて。今日は録音の練習もします。マイクに向かって喋る練習です。
まずは、磯吉とお源でマイクテスト中。こうやって見ると、とっても仲良し夫婦なんですけどね。「初めての共同作業です!」って感じが溢れてるんですけどね。
ナレーションのマイクと、キャストのマイクを分けて使っています。
さて、準備が整いました。
ナレーションの練習。
井戸端会議の練習。
お源の独り言。
家族会議など、人数が多いシーンは、ローテーションが大変です。
あれ? お徳が急にハーマイオニーになりましたね。どうしたんでしょうか。
聞いて確かめています。
参考リンク
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